こんにちは、数日前に保有銘柄の一つがストップ高になって嬉しいSVDWです。
初めてS高に出会いましたが、その前に暴落していたのでまだ含み損があります。しかも今日は日経平均も大暴落です。SVDWです、SVDWです。。。そう言えば、ヒロシはビジネスで成功しているようです。暗さを武器に、すごいですね。
ヒロシはさておき、S高で少しやる気が出たのでまた投資の勉強をし始めました。
今読んでいる本は
村上ファンドでお馴染み、村上世彰氏の著書「生涯投資家」です。
彼は幼少期から投資を自然に学べる環境にあったようです。それは村上氏のお父さんもまた成功した投資家だったためでした。
幼い頃から金融資産を持ち、学生になってからは100万円を元手に自分でも投資を行っていた村上氏。これはもう投資家のサラブレットとしか言いようがありません。
しかし本の中で村上氏は
「投資の資質というのは、DNAが3割、経験が7割」
と言っています。
たくさん経験を積めば、DNAが投資向きでなくても氏の7割くらいの利益は出せるようになるのでしょうか。(それは無理だろ!)
何はともあれ、少し希望が持てます。
そんなサラブレット村上氏が敵対的買収で話題になった2000年以降、TOB(株式公開買付け)とか、もの言う株主とかの言葉が世に広まりました。
では、このもの言う株主のものとは何でしょうか?
株主は、経営陣に対し株主総会で
- 利益を最大化するよう〇〇して!
- 株主に利益剰余金をもっと還元して!
などの要望(資金を回収できないかもしれないリスクへの見返り)を伝えることができます。この要望が「もの言う株主」の、ものなのですね。
つまり株主は経営の提案をして、それが上手くいったら株価の上昇による売却益、もしくは配当金が手に入る。とってもハッピー!めでたしめでたし。
。。。だと思っていましたが、そこで終わりではないようです。
本には、こんなことが書いてありました。
- 会社の意思決定は、株主総会を経て株主が行う
↓
- 経営者は株主から経営の業務委託を受け、株主の利益を最大化するために経営を行う (ここまでは普通というか、あるべき流れ)
↓
- 株主は利益を社会に再投資する(←ここに注目!)
経済の発展にはこのサイクルが必要である
株主はものを言って利益を得たら、次は経済を良くするためにそれを再投資にまわしましょう!と言うことです。
「利益は再投資した方が良い」という言葉は、確かによく耳にします。
しかしこれは効率よく自身の資産を増やしていく方法としてよく言われることです。まさかそれが、経済の発展なんてスケールの大きい話につながるとは。
村上氏は、お金は体の血液のようなものだと言っています。流れが滞る(=貯めて動かさない)と、経済(=体)の調子が悪くなってしまいます。
確かに今の日本も、お年寄りの貯金額が多く若者たちは奨学金も返せないし家も買えないという、お金はあるけど流れていない状態です。そのため空前の好景気と言われても、あまりピンと来てない方は多いのではないでしょうか。
もしかしたら株主の再投資は、お金が回り回ることでそんな今の日本の状況を変えるのに役立つかもしれません。
おわりに
「再投資」という形でも、社会貢献できるとは目からウロコです。
まだ大きい利益も出せていないし、利益が出てもそれを全力で再投資に回せる勇気があるか謎な自分ですが、再投資は自分のためにも経済のためにもなるという重要なことを知りました。
「生涯投資家」まだまだ読んでいる途中です。きっと新しく気づかされる部分がいっぱい出てくると思うので、また時間がたったらレビューしたいと思います。